からだに溜めこんできた疲れがどっと出てしまう1月にぴったり!なツボ

冬至を過ぎて1月に入りますと、一日の日照時間は少しずつ増えてはきましたが、太陽は変わらず遠いため、まだまだ来月の2月にかけて寒い日が続きます。

お正月休みでいつもより休日が長い分、日頃から頑張り続けてきた体がいつもよりのんびりとリラックスするため、逆にあちこちに不具合も生じやすくなります。溜め続けてきた疲れが、どっと押し寄せてくる気がするのも、こうした理由が影響しています。1日の内で動き回る活動の時間の割に、いつも以上にたくさん食べたりした際の胃腸の疲れも心配になります。

そこで今月は免疫をあげ、胃腸の疲れを取るツボをお教えします。温灸をする際にも効果的なツボですので、大変おすすめです。よかったらお試しください。

今月のおすすめのツボ

①足三里(あしさんり)

膝の外側、膝のお皿のすぐ下の高さの、足の外側に面する凹み(へこみ)から指三本分を下がった辺りにある凹み(へこみ)が足三里です。膝の下三寸、脛骨の外側、前脛骨筋のくぼみともいえます。養生穴で強壮作用を持つ他、消化と排泄を調節したり、むくみや疲労回復にも有用とされています。

②合谷(ごうこく)

手の指をカギ型にしてもう片方の手で親指と人差し指の骨が交わるくぼみがあります。そのくぼみのやや人差し指寄りにあるツボが合谷です。万能のツボとされ、頭痛や耳鳴りなどの頭部の疾患や、肩こりなど肩や首の不調、精神安定に有用とされています。

どちらのツボも温灸に適していて、お灸の効果も出やすく、胃腸を癒したり免疫アップが期待できる以外にも有用がある万能のツボですので、健康維持や長生きのためにも、美容のためにも役立ちます。とてもおすすめです。

この記事の作者

そら鍼灸整骨サロン院長 山田智子

そら鍼灸整骨サロンでは、複数の国家資格を有する女性院長がすべてのお客様に施術を行います。東洋医学や中医学、西洋医学や生理学を基に総合的な判断でお客様を診察し、今ある身体・心の不調を根本から良い状態へと導きます。