暦の上では春ですが、今年はまだまだ極寒の日々が続いていますね。
このような時期に、新種のコロナ(JN.1) が登場し、コロナ10波に。さらにB型インフルエンザも流行するなど、一年のうちで感染症にかかってしまわないか一番心配な時期でもあります。
例年のように手洗いやマスクの着用も大切ですが、その他にも取れる対策があります。
まず大事なのが、以下の3点です。
- ①疲れない
- ②よく眠る
- ③冷やさない
体調を崩さないために、基礎となる体の健康維持もとても大切です。
バランスの良い食事やクオリティーの高い眠りはとても大切です。
さらに万全を期して、冷やさない、温める、免疫を上げやすいツボをお伝えさせていただきます。
寒さが続く2月にオススメのツボ
温灸に、湧泉
湧泉のツボは全身の疲れを取り、リラックス効果も与えてくれます。場所は足裏の足先と踵の間で足先から3分の1くらいの位置に下がった所にある中央のくぼみが湧泉の場所です。
湧泉は地の気を受けるツボとされ、疲労や精力回復などに効くとされるほか、鎮静安神作用や熱中症、失神にも有効とされる救急穴としての役割も。腎経に属しており、むくみや冷え、おねしょにも有用とされます。
タオルでこするなら、中府
中府は肺の力を高めてくれるツボです。肩こりにもとても良いです。
肺の気が集まるツボとされており、呼吸の機能を高めるツボとして治療に用いられてきました。
「府」とは経気が集まり、神気の集まるところを指します。胸中(肺)の神気が集結している点から、このツボは「中府」と命名されました。中府は、手の太陰肺経と足の太陰脾経が交わるところであり、中焦の気が上がってきて集まることから、臓器に異常があると反応が出やすいツボでもあります。
今月1番のツボは、井穴
井穴のツボは手足の指先にあるツボです。それぞれの指の爪の付け根の両端にあります。毎日、指先を揉むのがおすすめです。
指1本につき10~20秒間程度を目安に、強すぎず、「やや痛いけど気持ちいいなぁ」と感じれる程度の強さで揉むのがおすすめです。井穴(せいけつ)のツボが刺激されると神経の「働き過ぎ」を抑え、自律神経のバランスが整ってきます。
この記事の作者
そら鍼灸整骨サロン院長 山田智子
そら鍼灸整骨サロンでは、複数の国家資格を有する女性院長がすべてのお客様に施術を行います。東洋医学や中医学、西洋医学や生理学を基に総合的な判断でお客様を診察し、今ある身体・心の不調を根本から良い状態へと導きます。